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大切な父、母を介護施設に入居させることに不安を感じていませんか?
そんなあなたのために実際に起きた介護施設でのトラブル話を集めました。
過去に起きたトラブル事例から学べるものは多いですからね。
もちろん、決して介護施設を非難することを目的としているわけではありませんよ。
介護施設の支援は、現代においてはなくてはならないサービス・形態であります。
しかし、父や母、または自分がトラブルに巻き込まれたとき、どう対処すればいいのか、実際にあった事例を参考に勉強しておくと安心ですからね。
こちらを最後までお読みいただければ「入居してからこんなはずではなかった」と思わないように過去の事例から学ぶことができますよ。
⒈月々の費用が思っていたよりも多い
契約前にパンフレットなどで提示された金額よりも、入居してみたら多くかかるということは珍しいことではありません。
「4人部屋だったのに医師の指導で個室に移動になり、その分部屋代が加算された」
「追加オプションで出費が増えた」
(探しっくす)https://www.sagasix.jp/column/beadhouse/100/index.html
「パンフレットに書かれていた月額費用より8万円も多く請求された」
(お探し介護)https://www.osagashi-kaigo.com/faq05.php
このように、入居してみたら思っていたより高くついたという方はたくさんいます。
しかし、全てが違法であるとか、施設側が嘘をついたというわけではありません。
施設側が提示している月額使用料金には、毎日の生活で絶対に使用する紙おむつ代やトイレットペーパー代などは、月単位や1日単位で請求されることがほとんどです。
入居中に医療機関にかかるときにスタッフに付き添いを頼む場合は、別に追加費用が発生する場合もあります。
中にはパンフレットに提示した利用金額の中に食費を含めない施設も多いので、よく確認しておきましょう。
トラブルを避けるために契約前に月額費用以外にどのような費用が追加でかかるか、担当者に細かく確認することを忘れないでください。
実際に入居している方はどのくらい月にかかっているか、事例を見せてもらうのもいいでしょう。
⒉「退去してください」言われてしまった
確かに終身介護や終身利用権を宣伝文句にしている施設はあります。
特に有料老人ホームに多いのですが、実は退去を迫られる事例もよくあるのです。
「入居中に長期入院をすることになったら、施設側から退去するように言われた」
(お探し介護)https://www.osagashi-kaigo.com/faq05.php
入院中も入居扱いにしてくれればいいのに、と思うかもしれません。しかし、今や日本は高齢化社会と言われており、入居を待っている方はたくさんいます。
そのため、長期入院が必要となった場合、退去していただき待機中の方に入居していただくという方法を取る施設が多いです。
退去となるようなことはないのか、契約時に担当者に必ず確認しておくことが必要でしょう。
反対に「終身介護なので安心ですよ」と、退去になる可能性を全く話してくれない施設には少し疑問を持った方が良いです。
⒊こちらのニーズ通りのサービスが受けられない
当たり前と言われると当たり前なのですが、中にはこちらの都合やペースを考えずに流れ作業のようにケアをされていると感じられ、苦痛を感じる入居者の方も多いです。
「入居している家族の面会にいったとき、食事の介助をスタッフの方がしてくれていたが、すごいスピードで口に入れられていて見ていてつらかった」
このような、ご家族からの声もよくあります。スタッフの方は仕事が山積みで忙しいということはわかりますが、
大切な家族のケアを流れ作業のように適当にされては心が痛みますよね。
丁寧なケアをするための環境は整っているのか、人員が十分に確保されているのか、朝・昼・夕方など時間帯を変えて何度か見学へ行きスタッフの様子を見ておくといいでしょう。
また、施設側がイベントを定期的に開催していることもあります。
そのようなにぎやかなイベントには、参加したくないと感じる方もいるでしょう。
不参加は可能か、不参加の場合はどこで待機できるのかまで確認しておくと、トラブルを防げます。
「イベントなどにぎやかな集まりが苦手なので、そういうときは誘わずにそっとしておいてくれるように頼んだ。また静かに過ごせるような環境の整っている場所を選んだ」
(探しっくす)https://www.sagasix.jp/column/beadhouse/keikennsya/
この事例のように、イベントに参加したくない・避けたいと感じる方は、それについても確認しておきましょう。こちらのニーズに細かく応えてくれるのか、入居前にしっかり話しておくことが大切です。
⒋人間関係でトラブルが起きてしまった
これは少人数だとスタッフが1人1人の入居者を見やすくなるなど、手厚いケアができるのがメリットですが、その分入居者同士の人間関係が濃くなってしまう傾向が高いです。
10人も大人が集まれば、仲良くできる相性の良い人もいれば悪い人も出てくるでしょう。
24時間毎日顔を合わせて寝食を共にしていれば、相性が悪い人とトラブルになることもありますよね。
人間関係でトラブルが起きる、というのはとてもよく見られる事例です。
「他の入居者に性的な行為をしようとした」という事例もあります。
(LIFULL介護)https://kaigo.homes.co.jp/qa_article/17/
もし人間関係でトラブルが起きた場合、どのような対応をしてくれるのか聞いてみると安心ですね。
人間関係に関しては、実際に入居して生活を始めないとわからないので準備のしようがないのですが、もしトラブルが起きた場合はどのような対応をするのか、施設側に確認しておきましょう。
⒌ケガや病気になってしまった
確かに気温も湿度もしっかりと管理し、定期的に医師による診察を受けることができ、病気やケガが起こりにくい環境ではあります。
しかし、介護施設で暮らしていても、風邪をひくことはありますし、他の病気になることもあるのです。
もし病気になった場合はどのような対応をしてくれるのか、救急搬送はどこの病院になる予定かなど、確認しておきましょう。
そして、実は入居者の転倒による骨折などのケガは、介護施設では少なからずあります。
そのため、ケガを防止するためにどのような対策を取っているのか、今まで事故があったのか、その事故に対してどのような対処を取ったかまで聞いておきましょう。
⒍契約時に聞いていたサービスと違う
「診療訪問が週2回と聞いていたのに、入居してみたら週1回だった」
「入浴回数が違う」
(LIFULL介護)https://kaigo.homes.co.jp/qa_article/17/
このようなものは、スタッフの人員確保の問題などで、改善せずにそのまま過ごしてしまう施設が実際にあります。
お風呂に毎日入浴できるというからここにしたのに、実際は1日おきだった、とガッカリしないように契約内容に書かれている回数などは、よく担当者に聞いておきましょう。
⒎まとめ
年齢を重ねると、そろそろ家を手放して介護施設に入居しようかな、と考え始めた方もいるでしょう。
資料請求や見学をし始めたという方もいるかもしれません。
施設によってサービス・費用はもちろん違います。
他の入居者やスタッフとの相性などもあるので、実際に入居してみないとわからないことがたくさんあるのです。
実は入居してからトラブルに合う方は多いです。
入居してからではないとわからないことが多いのが、介護施設での生活です。
仕方ないと思うかもしれませんが、高いお金を払うのですからトラブルには遭いたくないですよね。
トラブルを避けるために、入居前に担当者とよく話ししっかりと確認してください。
上記の介護施設でのトラブル事例を踏まえ、正しい介護施設選びにお役立てくだい。
この度も最後までお読みいただきまして有難うございました。