横浜市中区・西区の不動産や相続のことは、ハウス・アンド・ランドにお任せ!税理士や司法書士、弁護士、銀行とチームで解決!

『空家にかかる5つの維持管理費とは?』空家にかかる税金や火災保険などのこと

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

1.空家の維持には費用がかかる

 

 

亡くなった親から自宅を相続したけれど、住む人がいないために空家の状態となっているというケースは少なくありません。

注意
誰も住んでいないから維持管理費用もかからないと思っていませんか?

空家でも、維持管理するためにはたくさんの費用が掛かりますし、その支払い義務は所有者にあります。

知らないと、後から驚くことになってしまうので注意してくださいね。

空家の維持管理費用には、固定資産税や都市計画税などの税金を始め、火災保険などの保険料、光熱費、庭や家屋の修理やメンテナンス費用などがあります。

2.空家を維持する際にかかる税金

 



空家の維持管理費用の中でも、毎年まとまった金額でかかるのが、固定資産税や都市計画税などの税金ですよね。

年間当たり数万円~数十万円という単位でかかるので、場合によっては空家を維持するだけで自分の生活が圧迫されるという事態になりかねません。

固定資産税というのは、不動産を所有していれば必ずかかる税金で、毎年支払わなければいけません

どのぐらいの費用が目安になるのかというと、建物や土地の評価額によって異なりますが、評価額に対して1.4%程度が相場となります。

つまり、1000万円の評価額の不動産なら、固定資産税が毎年14万円かかることになりますね。

都市計画税もかかりますね。

これは、自治体によって市街化区域に指定されているエリアの不動産にかかる税金で、必ずかかる税金ではありません。

費用の目安としては評価額の0.3%程度で、評価額が1000万円の物件なら、都市計画税は3万円となりますね。

評価額の1.4%は建物に対して、土地に対しては広さが200㎡以下なら、計算上、固定資産税評価額を実際の3分の1にできるという優遇措置があり、そこに0.3%がかかることになりますね。

土地の広さが200㎡以上の場合には優遇措置はないので、評価額に対して0.3%がかかります。

3.火災保険も必要

空家でも火災のリスクはゼロではないので、万が一に備えて火災保険に加入しておくことをおすすめします。

空家だと、加入できる火災保険商品を見つけることが難しかったり、保険料が割高になってしまうことが多いですね。

そのため、空家の維持という点では、補償範囲を限定したり金額を少なめにしたり、また1年契約ではなくて複数年の契約をするなどして、できるだけ保険料を安く抑えるための工夫をしたいものです。

火災保険にかかる費用は、物件の築年数や構造、その土地の立地条件などによって異なります。

目安としては、年間当たり数万円~数十万円ぐらいですね。

4.空家でも光熱費がかかる



誰も住んでいないのだから、光熱費はかからない、と思っている人は少なくありません。

確かに、誰も住んでいないので、電気や水道、ガスの使用料はかかりませんよね。

しかし、光熱費のサービスを利用する際には基本料金があるので、その分は所有者が負担することになります。

金額にすると、基本料金だけなので毎月1000円~1500円ぐらいが多いのですが、電気代、ガス代、水道代があると、基本料金だけでも月に5000円ぐらいになりますね。

年間にすると6万円程度になるので、けっこうまとまった出費となってしまいます。

5.住宅や敷地のメンテナンス費用も必要

建物は古くなると老朽化して、いろいろな所に不具合が出てきます。

空家だと、そこに住んでいないので不具合が出てもすぐに気づけないことが多いですよね。

もしも、空家を一定の状態に維持したいのなら、瓦屋根の状態や雨漏り、建材の状態や壁材の破損などは、業者に依頼してメンテナンスをする必要があります

自分でDIYではできないものが多いので、業者に依頼するのがおすすめですね。

メンテが必要なのは、住宅だけではありません。

もしも庭に植木があったなら、枝が伸びすぎて近所迷惑になるかもしれませんし、それが原因でトラブルが起こる可能性もあります

そのため、庭の木は造園業者などに依頼して、少なくても年に1回は剪定が必要ですね。

剪定費用は割高なことが多く、1回あたり数万円かかるのが一般的です。

そのため、長期間空家の状態になるのなら、可能な限り小さく低く剪定してもらうのがおすすめです。

6.そのほかにかかる費用

空家だと人が住んでいないので、外部から粗大ごみを不法投棄されるリスクが高くなります。

粗大ごみとなると自分で処理するのは大変なので、処分するためには所有者が費用を払って業者へ依頼することになりますよね。

その他にも、豪雪地帯に空家がある場合には、雪が積もった重みで住宅が倒壊するリスクが高くなります。

そのため、冬には雪下ろしや排雪作業が必要となりますが、住んでいないと自分ですることはできないので、業者へ依頼することになりますね。

他には、ハクビシンやコウモリが住みつくリスクもあります。

こうした空家の維持管理費は、毎年定期的にかかる費用です。

もしも費用を捻出することが難しいのなら、空家を売却して処分することを検討しても良いかもしれませんね。

7.まとめ

空家を維持するだけで主に5つの費用が必要なことがわかりました。

①税金 ※固定資産税や都市計画税

②火災保険

③光熱費

④メンテナンス費用

⑤ゴミ等の処分費用

空家を解体して更地にしたら、上記①の税金の額がぐっと上がります.

従って、当コンテンツが、あなたの空家を維持する費用や心労と、空家を解体して更地にすることにより固定資産税等の額が上がること、どっちが良いのか?ベストな方法を見つける一助になると幸いです。

固定資産税等の税金のことは、またお伝えしていきますね。

●監修 ハウス・アンド・ランド・サロン